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zoom RSS 「弓と矢の持ち方」(その2)

<<   作成日時 : 2013/07/28 10:02   >>

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最初に教わったことを初伝と言う。「初伝は奥伝に通ず」という言葉がある。
矢の持ち方は、初心者が最初に習うことであるが、その矢の持ち方が正しくできていないと、執弓の姿勢が正しくならないし、三重十文字も正しく構築することが出来ない。矢の持ち方が悪いと、引分けから指先に力が入りやすく弦を握ってしまうことに陥り、それが元で右手首にも余計な力が入り、離れにいたって悪影響を及ぼし離れ方に色が出て、安定した的中も得られないことになる。
最初に習う正しい矢の持ち方は、弓射の奥義を極めることに通じる。

現代の射法は、古来から伝承されてきた各流派の礼射系と武射系の射法の秀でた点を全日連が取り入れて、それらを集約して基本の射法射技を教本に制定した。
矢の持ち方についても、礼射系は射付節を持ち、武射系は板付(矢尻)をかくして持つことと、習射の基準を定めている。

ここでは礼射系での射付節を持つ【矢の持ち方】を写真に示した。
画像

射付節とは、竹矢の節の名称で、矢尻から10pほどの所にある節のことである。ジュラルミンなどの新素材といわれるシャフトの矢には節が無いから矢尻から約10pの所を持つことになる。
射付節を持つと言っても、射付節を指先で握ってはならない。射付節にある人差指と親指の指先で矢を軽く押さえる様(射付節を軽くつまんでいる状態)にして、実際に矢を握るのは小指と薬指を丸めて矢を握るのである。

Aの持ち方のように、射付節に親指の指先を添えて、小指と薬指で矢を握ることによって、その小指と薬指の締め具合(力加減)で、矢の方向(向き)を無理なく調整することが可能となる。
@執弓の姿勢で、矢先の延長線が弓の末弭(うらはず)に向かっていなければならない。
立った姿勢から跪坐の姿勢に動作するとき、その逆の跪坐から立つとき、射場に入場する時の礼の動作のときも、矢の方向(向き)を調整して弓と矢が床に対して同じ角度になるように小指の締め具合を加減しながら、矢の角度を調整する。
A矢番え前の動作で、跪坐から弓を立てて弦を返すときに、矢がほぼ水平でなければならない。
Bの持ち方であったなら、矢を水平にすることが困難で、矢を持ち替える無駄な動作が加わることになる。また、矢番え動作においても同じことが言える。Aの持ち方であれば動作の流れを乱すことは無い。

Aの様に矢を持つことによって、教本に記載(P89)されている執弓の姿勢「両肩を平らにし、肘を張らず、両手は相対し円相となり、体を正しくして腰を据え、心気を整え、伏さず、反らず、固からず、緩からず、従容(しょうよう)たる自然体で、体と弓矢が一体となることが望ましい。」が、体現される。

従って、弓と矢の持ち方の良し悪しが、射品・射格にまで影響を及ぼすことになると言って過言ではない。

最後になりますが、一年振りの記事更新で、「弓と矢の持ち方」を掲載しました。

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